【世界一周新婚旅行記】一生に一度は行きたい!世界の秘境スポット8選

 

「秘境」という響きには、どこか旅心を誘われてしまう魅力があります。
今回のテーマは世界の秘境スポット!

ご紹介するそのほとんどが辺境の地だったり、険しい道のりだったり…笑
この機会を逃したら2度と行けないかもしれない、この旅だからこそ敢えて行ってみようと思った場所ばかり。

広い世界にはまだまだ知られていない秘境がたくさんありますが、私たちがこの旅で訪れた場所の中から
「ここはまさに秘境だった!」と感じたスポット8選をご紹介します!

 

【ウシュグリ村ジョージア】

コーカサス諸国の国・ジョージアの秘境とも言われるスワネティ地方のウシュグリ村。
公共の交通機関も通ってない山奥の山奥にある世界遺産の村で、
人が暮らす町としてはヨーロッパで標高が高い場所No.1の村!(標高2400m)

かなりの悪路を揺れたり跳ねたりしながら車は進みフラフラと下車すると、なんだか別世界に来ておりました。
なんとも言えぬ大自然の中に取り残されたかのような時間が止まったような村。

この地方特有の塔も石畳の家も、昔ながらの生活を感じさせるノスタルジックな雰囲気がとても素敵。まるで絵本の中にでてきそうな景色に釘付けになった場所。

【地獄の門(ダルヴァザ)トルクメニスタン】

取得するのが難しいと言われるトルクメニスタン入国のビザを申請してまで、
どうしても行きたかった場所。地獄の門と言われるガスクレーター!

カラクム砂漠地帯の小さな村・ダルヴァザから砂漠地帯を8㎞ほど歩き続け、突如現れる秘境スポット。
40年以上も燃え続けていると言われる炎が目の前に広がる光景は圧巻!

真っ暗闇の砂漠に月明りとクレーターの光がとても幻想的でした。
ビザを取るところから始まってここへ来るまでのハードルの高さ含めて、
まさに辺境の地。秘境と呼べる場所だった。

 

【デッドフレイナミビア】

ナミブ砂漠の最奥部・ソッサスフレイ。
その中にぽっかり出現する不思議な景色デッドフレイまたの名を死の沼地

アプリコット色の砂漠の中に白く乾いた沼があって、そこに芸術的に枯れた木が点在しています。
まるで絵画みたいでアート!

いつか見たナショナルジオグラフィックで釘付けになった絵としか思えないウソみたいなこの場所の写真。
自然がつくりだした非現実的な空間は、とても神秘を感じる不思議な場所でした。
そして砂漠は灼熱の暑さだった…笑 ひーひー言いながらデッドフレイまでの砂の丘を登ったなぁ

【マラムレシュ地方ルーマニア】

伝統的な生活文化の残るルーマニア北部の最奥地・マラムレシュ地方。
この地方独特の伝統的な木造の家や世界遺産の木造教会が見どころ。

中世そのままの美しい田園風景に、アンティークみたいな雰囲気たっぷりの独特な木彫りの門構えの古い家並み。
通りを行き交う馬車や今でも日常的に民族衣装を着て暮らす人々の姿。古き良き中世のヨーロッパ映画の中の世界にタイムスリップしたような。
昔ながらのルーマニアの風習やここでしか見れない文化が素晴らしかった!

ただし、交通がかなり不便!笑 バスすらほとんど来ない。点在している木造教会の観光には車のチャーターかヒッチハイクのどちらかが必須です。

 

【ヌブラ渓谷(ラダック)インド】

チベット仏教が息づくインド・ラダック地方北部にある天空のオアシス!
世界一の峠(5,602m)を越えてたどり着いたその場所は、まさに異世界でした。

空の青、山の茶色い岩肌、広がる緑、白砂の砂漠、色彩が綺麗な景色に心奪われた。
標高が高いラダックの空はどこまでも青くて、空が近い感じ。迫力満点の岩肌がダイナミック!

インドの果てにあるラダック地方の中でも、パキスタン国境付近のヌブラ渓谷はまさに最果ての地。
別世界みたいでどこかの惑星?って思った。まさに秘境。

とにかくこの辺りは標高が高いから高山病には要注意。星が信じられないくらい綺麗だったなぁ。

 

 

【アンカシーマダガスカル】

アフリカ東海岸のインド洋に浮かぶ島国・マダガスカルにある秘境のビーチ「Ankasy(アンカシー)」
公共交通機関のない道なき道を進んだ先にたどり着く絶景の海。たどり着くまでの道のりがワイルドすぎる!
ピョンピョン飛び跳ねるほどの未舗装地帯なうえ、途中からは4WDのタイヤが埋まるような完全に砂の道。

その先には手つかずの美しい海が広がっていて、ここは楽園かな?って言葉を失った。
ここまで青い海はそれまで見たことがなかったかもしれない。まばゆいコバルトブルー!

豪華なロッジが1棟あるだけで周りには綺麗な海のみ。
ホントに誰もいなくて静かで。2人占め。
ロッジも部屋は5棟のみ。その1棟1棟が独立していてプライベート感満載。
食事もオールインクルーシブ。部屋も素敵空間すぎた。

この旅で一番の贅沢をした場所。バックパッカー旅から現実離れした夢心地の時間でした。


【ヴルコリニェツ村スロバキア】

ヴルコリニェツは、スロバキア中央部の標高1,000mを超える山岳地帯の中腹にある世界遺産の村。
山の奥にひっそりとあるその集落は、秘境感漂っておりました。

独特な造りの木造の民家にユニークな木彫り。中世以来の昔ながらの工法で建てられた家が残っています。
家の色がカラフル!

ここのおもしろい所は観光地として保存されてるってだけじゃなくて、
実際にこの村に住んで生活してる人がいること。それぞれの家もよく見ると窓に小物飾られてたり、
電気が付いてたり、人が生活してる気配が感じられます。

背筋がしゃんとするような冷たい空気と静かな山々の景観。訪れた冬は寒かったけど、
この時期ならではの冬の美しい山景色が見えました
泊まっていた宿から片道4㎞の山道。往復8㎞の山道を歩いていく価値がある場所だった。

 


【十字架の丘(シャウレイ)リトアニア】

バルト三国のリトアニア北部の都市シャウレイ郊外の平野にたたずむ「十字架の丘」。
リトアニア最大の巡礼地であり、世界無形文化遺産に登録されています。

バスを降り何もない一本道をしばらく歩いていくと、目の前に広がるのは無数に所狭しとたてられた十字架。
こんなにたくさんの十字架を目の前にするのは初めて。インパクトが凄い!

このすごい数の十字架は5万本以上あるそうで、今なお増え続けています。
リトアニア独立戦争の死者や、旧ソ連による圧制とシベリア流刑の犠牲者を悼むために建てられたそう。

一見ちょっと怖くて異様な光景とは思うけど、実際この地に立つと人々の願いや祈りを感じ、
とても穏やかな雰囲気に包まれたのも事実。バスの本数が少ないので要注意を。

いかがでしたか。一度は行ってみたいと思った場所はありましたか?

人とはちょっと違う所に行きたい!
地球の偉大さを感じたい!
大切な人との思い出づくりに♪

という方は、少し大変でも秘境への旅がオススメです。ぜひ旅行先の参考にしてみて下さいね。

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